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カトリックとは

カトリックとは
カトリック教会のはじまり

キリストは彼の教え(福音)に従う弟子たちの中から12人を選び
「使徒」(派遣された者)としました。十字架上で亡くなり復活後、
聖霊に満たされた使徒たちは復活の喜びを各地で伝え、
キリストを信じる者たちの共同体、すなわち教会が形づくられました。
カトリックとはギリシャ語で「普遍的」という意味です。
キリストの福音が普遍性を持っているからです。
やがてペトロの後継者であるローマ教皇を首位とする
ローマ・カトリック教会が組織されました。
現在世界中には2500の教区があり、日本には16の教区があります。

カトリックの信仰とは

カトリックの信仰は聖伝と聖書と教義から成ります。なかでもキリスト者として、聖書に基づく神のみ言葉を聴き従って生きることです。すなわち、神の御子イエス・キリストがわたしたちのために遣わされ、生き方と教え、十字架上の死と復活による救いのわざが神の愛を示されたことを信じ、神に委ね生きることです。
聖書は、キリスト生誕以前の神と神の民であるイスラエルの関係を記した旧約聖書と、キリストの生き方と教え、使徒たちを中心とする初代教会の生活、書簡などを記した新約聖書があります。

カトリックの特徴として、組織的にはペトロの後継者であるローマ教皇を首位に、司教、司祭、信者のヒエラルキー(位階制度)があります。聖書、聖伝(伝承・習慣等)、教義(教義は教会の最高指導職にある世界の司教が教皇と一致して全体として確認するのが常です。これは教会の普遍的教導職と呼ばれ、主として公会議において行使されます。)、7つの秘跡(洗礼・堅信・聖体・ゆるしの秘跡・叙階・結婚・病者の塗油)を大切にし聖母マリアと聖人を崇敬します。

使徒信条

天地の創造主、 全能の父である神を信じます。
父のひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、
十字架につけられて死に、葬られ、 陰府(よみ)に下り、 三日目に死者のうちから復活し、
天に昇って、全能の父である神の右の座に着き、生者(せいしゃ)と死者を裁くために来られます。
聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。

カトリックの信者になるには

求道者として司祭または司祭から委託された信者のもとで勉強し、キリストの弟子として友として生きようとする方は、しっかり信仰を準備したうえで、公けに教会の中で洗礼を受けます。

洗礼式は、復活徹夜祭で行われます。

入門講座・勉強会について

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